個人のPK情報はワルファリンのPCA予測を改善するか

Daiki Kumakura · 2026-10-04 · Technical note · 1.2

On this page

要旨

公開されたワルファリン単回投与データを再解析し、少数の濃度計測が、その後のプロトロンビン複合体活性(prothrombin complex activity、PCA)の個人予測を改善するかを調べた。作用の遅れを表現するturnoverモデルは直接阻害より良好だったが、追加の薬物動態(pharmacokinetics、PK)情報だけでは個人の薬力学(pharmacodynamics、PD)感受性を捉えられなかった。24 hの区切りでは予測が悪化した。公開観測値による探索的評価であり、投与の推奨ではない。

解析は2026年10月20日改訂の第1.2版に基づく。両PDモデルでHill係数を推定している。変更内容と再推定の訂正は改訂履歴に示す。

背景と目的

体重や投与後の少数のPK観測は、その人の後のPD応答の不確実性を減らすか。単回投与を対象として情報の価値を研究目的で評価した。PCAは活性の測定値であり、実測した国際標準比(international normalized ratio、INR)、出血確率、治療目標とは同一視できない。慢性の抗凝固療法は扱わない。

濃度をよく予測できることが、そのまま応答の予測改善になるとは限らない。PKの個体差とPD感受性は異なる量である。反復する単回投与のシミュレーションではその違いを調べられるが、患者の利益を立証することはできない。

方法

観測データと前処理

nlmixr2dataの説明は、ワルファリンの32人のデータを記載している (1)。取得元のコミットを固定し、ファイルのハッシュを保存して、University of Aucklandが配布する元の数値記録と照合した (2)。同ページには別のシミュレーションデータもあるが、今回は使っていない。数値7列は完全に一致し、評価項目と性別の符号化の対応も一致した。配布元が来歴として挙げるO’Reillyらの論文と、個々の記録の対応までは確認できない (3)。

表1に入力データと処理を示す。以下の表では、配布する集計ファイルとの照合のため列名・モデル識別子を英語のまま残す。

表1.入力データと前処理

Audit item Actual input / treatment
Subjects / records 32 / 515; documentation states 519 records
Dose / PK / PCA records 32 / 251 / 232
Administration One oral dose per subject, approximately 1.5 mg/kg
Concentration / time units mg/L / h
Measured PCA baselines 30; values range from 82 to 100
Primary PD likelihood 188 postbaseline observations in those 30 subjects
Missing baseline Two subjects excluded from PD, retained for PK
Zero concentrations Four observations at 0.5 h, retained; no supplied LLOQ
Repeated PK time keys Four in one subject, with different values; retained

各PCA観測を、その人で実測したベースライン値で割った。ベースライン自体はPD尤度から除外した。固定した正規化因子として用いた値を、残差の観測としても使うと、残差分散が不自然に小さくなるためである。それでもベースラインの測定誤差は正規化後へ伝わり、この最小残差モデルでは扱わない個人内相関を作る。1人には48 hより後のPCAがなく、48 hの評価は30人ではなく29人となる。後の応答は補完していない。

投与量は既に体重に依存している。固定量と体重換算量を無作為に割り付けた実験ではない。年齢、性別、遺伝子型の効果は探索していない。個々の試験や重複採血の来歴、測定の打切り、投与機会間変動の情報はない。ライセンスと取得情報はコードに添え、生の記録は同梱せず取得する。

図1に観測値とデザインを示す。

実測濃度、PCA、投与量と体重の関係、計測時点。

図1.観測値とデザイン。19人ではPKの初回計測が24 hであり、吸収の情報は主に密に計測された部分集団から得られる。

PKとPDのモデル

経口1コンパートメントモデルに、吸収のラグタイム、一次吸収、見かけのクリアランスCL/F、見かけの分布容積V/Fを置いた。経口データからはバイオアベイラビリティをCLやVから分離できない。個人のCL/F、V/F、吸収速度、ラグタイムは対角共分散を持つ対数正規分布とした。ラグが0.5 hを超える人では、0.5 hの濃度0を吸収開始前の観測として扱う。濃度誤差は元の尺度で正規分布とし、標準偏差をsqrt(add² + (prop × concentration)²)として、nlmixr2のcombined2に合わせた。濃度0を対数変換したり、根拠なく定量下限未満値へ置き換えたりしていない。

PKは微分方程式で記述した。nlmixr2の閉形式解 linCmt() にラグを付けた体重なしモデルは、試した初期値すべてで目的関数約383付近に止まったが、同じモデルを微分方程式で記述すると223へ到達した。アロメトリーモデルはどちらの形式でも192へ到達した。

事前に定めたアロメトリーではCL/Fを(weight/70)^0.75、V/Fをweight/70で尺度化した。比較対象には体重補正を置かない。候補となるPK記述であり、体重の因果効果を発見したという意味ではない。

正規化PCAをR、濃度をCとすると、直接モデルはR = 1/(1+(C/IC50)^γ)である。Turnoverモデルは次の式とした。

dR/dt = kout [1/(1+(C/IC50)^γ) − R],   R(0) = 1.

最大阻害を1に固定した。Hill係数γは個体間変動なしの典型値パラメータであり、第1.0版と第1.1版では1に固定していた。Turnover速度は、血漿濃度が速く変わっても応答を遅らせる。濃度と作用の時間経過を区別する考え方はWrightらの説明に対応する (4)。個々の凝固因子を表すモデルではなく、縮約したバイオマーカーモデルである。

PKを交互作用付き一次条件付き推定法(first-order conditional estimation with interaction、FOCEi)で先に推定し、個別のラグを含む経験ベイズ推定値をPDの入力にした。PDにはIC50と、turnoverではkoutのランダム効果を置き、正規化PCAに加法誤差を使った。同時PK/PD推定ではなく、逐次条件付き推定である。PDのランダム効果がPK推定誤差を吸収しうる。患者の再標本化では両段階を推定し直すが、条件付けとベースライン正規化の限界は解消しない。

結果

当てはまりと診断

体重補正なしPKの典型推定値はCL/F 0.134 L/h、V/F 8.03 L、ka 1.22 h⁻¹、ラグ0.99 hだった。Turnoverの推定値はIC50 1.46 mg/L、Hill係数1.28、kout 0.0495 h⁻¹で、turnover半減期は14.0 hに対応する。γを1に固定した第1.1版ではIC50 1.18 mg/L、kout 0.0536 h⁻¹だった。ラグなし・γ = 1の第1.0版ではCL/F 0.134 L/h、V/F 7.84 L、ka 0.567 h⁻¹、IC50 1.15 mg/L、kout 0.0515 h⁻¹だった。この実装での条件付き推定値であり、臨床的に適格性が確認されたモデルを置き換えるものではない。表2に候補のAICと警告を示す。

表2.候補モデルのAICと最適化警告

model AIC warning
direct-refined -302.3559 False
pk-refined 706.3630 True
turn-refined -565.8188 False
weight-refined 677.7457 True
weight-turn -563.6735 True

AICは、尤度に入る観測が同じPK候補同士、またはPD候補同士で比較する。PKとPDのAICを直接比較する意味はない。PK目的関数は第1.0版の423.4からラグ導入後の225.1へ下がった。γの推定により、同じPD観測・PK入力でturnoverの目的関数は17.3低下した(−906.0から−923.3)。直接モデルでは119.7低下した。Refined候補は、最初の推定値を初期値として第2の最適化を行ったものとし、元の出力と警告も残した。

Turnoverは条件付きPDの当てはまりを大きく改善したが、PK最適化には最小値を確立できないという警告が残る。初期値間の目的関数差が小さくても、警告が解決したとは言えない。図2は当てはまりと残差の診断である。

個人効果で条件付けた予測と残差診断。

図2.予測には各被験者の推定ランダム効果を使う。同一データ内の診断であり検証ではない。時間パターンを持つ残差は構造誤指定の可能性を残し、良好な条件付き適合は生物機序の証明にはならない。

分散の縮小率は吸収速度で83%、ラグで85%、koutで37%だった。早期計測が少なく、個別の吸収についての情報が弱い。濃度0の4件を除くことと、重複した時刻キー4件を平均することは、主データの変更ではなく別々の感度再推定とした。CL/Fは0.134からそれぞれ0.133、0.132 L/hへ変わった。警告のある推定から正式なパラメータ信頼区間は主張しない。

分割、再標本化、感度分析を含む147回の再推定は、すべて同じ汎用初期値から始めた。ブートストラップのPK推定1回は初期値から動かず除外し、予定60回のうち59回を用いた。明示した最適化警告の判定を通過したのは2回だった。この有限な推定結果のγは2.5–97.5パーセンタイルで1.12–1.45であり、パラメータ変動は感度分析としてのみ残した。

未使用の被験者での予測

決定的な5分割で、観測ではなく被験者を分けた。各分割で、評価側を除いてPKと両PD構造を汎用初期値から推定し直した。どの戦略でもベースラインPCAは利用できる。Population予測は体重補正なしPKとPDの典型値、weight予測はアロメトリーPKと、その入力で推定し直したturnoverを使う。どちらも評価被験者の投与後計測を使わない。直接作用モデルの比較は体重補正なしPKに対応し、推定していないアロメトリー直接モデルの結果は示さない。

PK-informed予測では、24または48 h以前に実測された濃度だけを用い、母集団事前分布と複合測定誤差の下で、ラグを含む個別PK効果を最大事後確率推定(maximum a posteriori estimation、MAP)した。将来のPKもベースライン後のPCAも使わず、区切りより後のPCAだけを評価する。個別PD感受性は測っていないため、turnover方程式はPD典型値で積分した。条件付き点予測の比較であり、MAPを既知の真値や完全なベイズ予測分布とするものではない。表3に二乗平均平方根誤差(root mean squared error、RMSE)を示す。

表3.各時点以降の未使用被験者での予測

cutoff strategy subjects RMSE direct_RMSE mean_PK_measurements
24 PK-informed 30 0.1205 0.1010 2.7333
24 population 30 0.0827 0.0987 0.0000
24 weight 30 0.0826 — 0.0000
48 PK-informed 29 0.1241 0.1155 4.6552
48 population 29 0.1016 0.1150 0.0000
48 weight 29 0.1007 — 0.0000

γの推定はturnoverのpopulation予測を改善しなかった。24 hではγ = 1の0.0807に対し0.0827、48 hでは0.0987に対し0.1016だった。直接モデルとの差は縮まったが、turnoverより悪いままだった。誤差は正規化PCAの尺度で、各被験者内の二乗誤差を平均し、さらに被験者間で平均した後に平方根を取った。区切りが違えば将来の評価窓も違うため、同じ転帰として比較できない。24 hは採血1回を意味せず、それ以前の計測回数は人によって異なる。48 hでは、その後のPCAがない人を除く。

表4はPK-informedからpopulationを引いた平均二乗誤差(mean squared error、MSE)の差であり、負ならPK情報を使う方が良い。

表4.対応付きMSE差と条件付き区間

cutoff subjects mean_MSE_difference low high
24 30 0.0077 0.0003 0.0174
48 29 0.0051 -0.0013 0.0114

点推定は両時点ともpopulationを支持し、24 hの区間は0を含まなかった。第1.1版の差は+0.0052と+0.0030、第1.0版は+0.0015と+0.0021だった。損失の大きい少数の被験者が差を作り、改善したのは24 hで30人中12人、48 hで29人中12人だった。2,000回の被験者再標本化区間は、既存の分割と学習モデルを固定しており、モデル選択の不確実性を含まず外部検証区間でもない。学習PKに警告があるため数値比較は探索的である。今回のモデルでは、追加PKをPD典型感受性と組み合わせると予測は悪くなった。図3に予測誤差を示す。

未使用被験者のPCA予測誤差。

図3.TurnoverモデルのRMSEと被験者ブートストラップ区間。直接モデルの誤差は表3に示す。Population予測は典型個人の予測であり、ランダム効果分布全体で積分したものではない。

反復単回投与の対応付き感度分析

投与設計への帰結を調べるため、完全なwashout後の2回目の単回投与をシミュレーションし、個別PK/PDパラメータは変わらないと仮定した。24 h、または24と48 hのノイズを含む濃度は、それ以前の参照投与1.5 mg/kgから得る。これなら仮想的な2回目の投与前に情報を利用できる。同じ投与後情報を、既に投与済みの初回量の決定に遡って使うことはできない。

300人の仮想被験者で戦略間のランダム効果を共通にし、体重は観測分布から抽出した。固定量は典型個人の正規化PCA最低値0.25に合わせ、体重補正とPK-informed MAPを比較した。Oracleは全PK/PD真値を知る理想上限であり、利用可能な戦略ではない。許容帯0.20–0.30は任意のアルゴリズム検査条件で、臨床治療上の意味はない。全戦略を観測投与量の60–153 mgに制約した。表5に結果を示す。

表5.仮想反復単回投与の結果

strategy n nadir_median nadir_SD target_fraction dose_bound_fraction
PK24 300 0.2399 0.0756 0.4800 0.1867
PK24+48 300 0.2357 0.0743 0.5233 0.2500
fixed 300 0.2472 0.0851 0.4400 0.0000
oracle 300 0.2500 0.0369 0.7967 0.4367
weight 300 0.2478 0.0860 0.4600 0.3033

図4に仮想的な最低PCAと達成割合を示す。

対応付き仮想反復投与における最低PCAと任意の帯への到達。

図4.正規化PCAの最低値と任意の目標帯への到達率。モデルが生成した転帰であり、実測した治療効果ではない。

固定量に対する達成割合の増加は、24 h濃度で4.0パーセントポイント(対応付き95%区間−0.3–8.0)、24と48 hで8.3ポイント(3.3–13.3)だった。第1.1版では6.0と7.3ポイント、第1.0版では−0.7と2.7ポイントだった。シミュレーションはラグを含む推定モデルが真であると仮定するため、実測データの未使用患者で確認できなかった利益を示しうる。二つの結果は異なる問いに答えており、まとめて解釈しない。

さらに、有限な被験者ブートストラップ推定値から均等に選んだ20組で、各150人の対応付き仮想被験者を同じシードで計算した。推定値の変動とPK測定ノイズを含むが、警告に依存する感度分析であり、臨床的成功の確率ではない。体重補正なしPKから推定アロメトリーへ変えると、体重と曝露の関係も変わる。表6に構造別の結果を示す。

表6.PK構造による感度分析

PK_structure strategy target_fraction nadir_SD dose_bound_fraction
constant PK24 0.4800 0.0756 0.1867
constant PK24+48 0.5233 0.0743 0.2500
constant fixed 0.4400 0.0851 0.0000
constant oracle 0.7967 0.0369 0.4367
constant weight 0.4600 0.0860 0.3033
allometry PK24 0.4733 0.0757 0.2433
allometry PK24+48 0.5100 0.0748 0.2933
allometry fixed 0.4433 0.0888 0.0000
allometry oracle 0.8033 0.0388 0.5067
allometry weight 0.4733 0.0814 0.2500

体重効果がないと仮定する真のモデルだけで、体重換算戦略を判定することはできないため、両構造を残した。アロメトリーの感度分析では、そのPKに続いてturnover PDを推定し直したが、同時尤度ではなく逐次条件付き推定である。反復単回投与の観測はなく、パラメータ安定性、washout、反実仮想用量応答、投与機会間変動がないという仮定は検証できない。用量の上下限はoracleの到達率も制約する。

数値計算の整合性と予測チェック

ラグを含む独立したPython濃度式と細かい刻みのturnover積分を、Rの個人予測と比較した。表7に最大絶対誤差を示す。

表7.独立した実装間の数値照合

check max_absolute_error
pk-refined 8.74e-06
turn-refined 7.32e-05
direct-refined 2.79e-07

一致が確認するのは実装であり、生物学や臨床的妥当性ではない。同一データ内の予測チェックでは、各被験者の実測時点で個人ランダム効果を500回抽出し、PD残差誤差を加えた。帯は固定した推定値の下で個体間変動と残差を含み、パラメータ信頼帯でも未使用患者の被覆率でもない。図5にチェックを示す。

同一データ内でのPCA予測チェック。

図5.被験者間で要約した各時点の予測限界と正規化観測。被験者・時刻別の分位点は非公開解析資料に保存し、集計した確認用ファイルを付属する。

考察

実測データが支持する方法上の結論は限られる。作用の遅れを表現することは重要だったが、PK計測を増やしても応答の異質性が解消するとは限らなかった。ラグやHill係数の有無にかかわらず、追加PKだけによる未使用被験者のPCA予測改善は確認できない。Hill係数による同一データ内の適合改善も、未使用被験者の予測改善へつながらなかった。他の場面でもPKモニタリングに価値がないと証明したものではない。

結論

PD感受性とベースラインの不確実性は十分には分離できず、独立した集団や反復投与機会もない。今回の比較は患者の用量、慢性レジメン、INR目標、出血リスクの主張を正当化しない。逐次尤度と測定誤差の仮定も、定量的な適格性確認を制約する。

改訂履歴

2026年10月20日・第1.2版。 両PDモデルでHill係数を1に固定せず推定した。Turnoverの同一データ内の適合は改善した(1パラメータで目的関数−17.3)が、未使用被験者のpopulation予測は改善しなかった(RMSE 0.0827対0.0807)。24 hでは、追加PKによる後のPCA予測悪化の区間が0を含まなくなった。第1.1版の結果は付属資料に残した。

2026年10月19日・第1.1版。 PKに個体間変動を持つ吸収ラグを追加した。ラグなしの第1.0版に対し、同じデータの独立再解析が追加を支持し、PK目的関数は約198低下した。交差検証、ブートストラップ、感度分析のすべてを、全データ推定値ではなく汎用初期値から開始するようにした。第1.0版ではPK再推定67回中20回が全データ推定値から動いていなかった。追加PKが後のPCA予測を改善しないという方向は変わらず、悪化側へわずかに動いた。第1.0版の結果も付属資料に残した。

データとコードの公開状況

実行済み確認Notebook、再実行手順、再実行資料一式を公開する。Notebookは集計の確認と図の表示を実行する。全推定は別の明示したコマンドで行い、Notebookを開くと黙って全推定する構成ではない。個人の観測ファイル、推定済みRDS、非公開の企画資料は配布しない。第1.0版と第1.1版のスクリプト・集計結果も同梱する。

参照

  1. nlmixr2data developers. Warfarin PK/PD data [Dataset documentation]. nlmixr2data. Source commit f2cfb01ade88d4d30e66f56b19efce2a2c6e26bd. Dataset reference.
  2. Holford N. nlmixr: original and simulated warfarin datasets [Internet]. University of Auckland [cited 2026 Oct 27]. Available from: Original and simulated datasets.
  3. O’Reilly RA, Aggeler PM, Leong LS. Studies on the coumarin anticoagulant drugs: the pharmacodynamics of warfarin in man. J Clin Invest. 1963;42(10):1542–1551. doi:10.1172/JCI104839.
  4. Wright DFB, Winter HR, Duffull SB. Understanding the time course of pharmacological effect: a PKPD approach. Br J Clin Pharmacol. 2011;71(6):815–823. doi:10.1111/j.1365-2125.2011.03925.x.

All articles