AUC(濃度–時間曲線下面積)とは

AUCは、薬物濃度–時間曲線の下の面積で、曝露の総量を表す。投与間隔の長さで割ると、平均濃度になる。

定義

AUCは、薬物濃度–時間曲線の下の面積である。体が時間をかけて受ける薬物の曝露を、mg·h/Lなどの単位で表す。AUC0–τは1回の投与間隔τの間のAUC、AUC0–∞は単回投与後を無限大まで外挿したAUCである。

用量とクリアランスとの関係

線形のPKでは、静注の後のAUCは、用量をクリアランスで割った値になる。定常状態では、AUC0–τは、投与間隔あたりの用量をクリアランスで割った値になり、平均濃度はCavg,ss = AUC0–τ / τ、つまり投与速度をクリアランスで割った値になる。

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抗PD-1抗体の用量方式の解析では、平均濃度をAUCから計算した。投与速度が同じ2つの方式(pembrolizumab 200 mg 3週ごとと400 mg 6週ごと)は、平均濃度が同じで、トラフが違った。Ctrough、Cmaxも参照。

よくある質問

AUCと平均濃度は、どう関係しますか。

投与間隔の平均濃度は、その間隔のAUCを間隔の長さで割った値です。

AUCが同じなら、トラフも同じですか。

いいえ。投与速度が同じ方式は平均濃度が同じですが、間隔が長いほど、ピークは高く、トラフは低くなります。

最終更新: 2026-10-28 · ツールと用語集